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フリージャズ

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3 / 100


My Spanish Heart

[ CD ]
My Spanish Heart

・Chick Corea
【Polygram Records】
発売日: 2000-03-07
参考価格: 1,409 円(税込)
販売価格: 2,064 円(税込)
My Spanish Heart
- 収録曲 -
1. Love Castle
2. Gardens
3. Day Danse
4. My Spanish Heart
5. Night Streets
6. Hilltop
7. Sky [*]
8. Wind Danse
9. Armando's Rhumba
10. Prelude to el Bo...
11. Bozo, Pt. 1
12. Bozo, Pt. 2
13. Bozo, Pt. 3
14. Spanish Fantasy,...
15. Spanish Fantasy,...
・・・
カスタマー平均評価:  5
1980年代のファンタジー チックの魔術
 ジャズ或いはフュージョンという文脈からは離れて、と一旦前置きして、記します。(多くを知らないので)。  これを聴いたきっかけは、中山康樹氏の文章です。ちなみに『ジャズ名盤を聴け!』双葉文庫に所収のものです。  その中で氏はチックのこの手の作品を評して「…夢と幻想にみちたディズニーランド的ファンタジーが炸裂」していると言います。このアルバムの「印象」は、まさにそれに尽きます。    日本では1983年に東京ディズニーランドがオープン。このアルバムは1987年発表。まさに「80年代のファンタジー」です。これの特徴は、快楽の細かな配置とその徹底的な管理による現実からの隔離にあると思われるが、『My Spanish Heart』でのチックの音(またミュージシャン)に対する態度に、それは現れている。  そして、TDLの「ミッキー」に相当するものが、チックの「スペイン」なのでしょう。重要なのは、この手のファンタジーが、ともすると単なるBGM、環境音楽になりがちなのに対して『My SpanishHeart』では、聴き手をハッとさせる局面が散在することです。    ともかく、昨今のダンス・運動といった枠組みで押し付けられる音楽に辟易しつつある人達にとって、徹底的に構築されたファンタジーは逆説的に音楽を取り巻く現実を認識させてくれるようです。そこに『My SpanishHeart』の現代性がある、と思われます。  
心躍らされる
ラテン・ジャズとひと括りにしたくないほど,いろいろな要素が含まれている一枚.クラシック風のものあり,サンバ風あり,で心躍らされる.間違いなくChick Coreaによる傑作のひとつ.
緻密な電子絵巻
音楽を真面目に聴きだしたのがクラシックからだったためだと思いますが、ジャズ・フュージョンのジャンルに興味を持って以来、私は疑念というか一種のわだかまりの様なものが少しずつ大きくなるのをどうしても抑えられませんでした。 ただテクが凄いとか面白い事やってるというだけでは、訴える力に限界がある。最初と最後にテーマを合わせ中間のアドリブは各人好き勝手、では骨格が弱すぎるのです。曲全体・アルバム全体を見渡す視点で構成するという、クラシックでは常識の手法を取り入れる事に、なぜ誰もトライしないのだろう? その命題(ジャズのアート化)に先鞭を付けたのはマイルスでしたが、チックの解答はこのユニークでスマートな「マイ・スパニッシュ・ハート」でした。これを聴くと、チックという人は何よりまず頭脳明晰で、メンバーの統率力に優れ、アルバム全体のビジョンを非常にクリアに持っている事が良くわかります。「外向的なスタジオ向きの秀才」チックは「内向的なライブ向きの天才」キースとは全く異なる資質の持ち主なのです、誤解を恐れずに言うと。 何にせよ、これだけ楽しくかつ緻密に構成されたアルバムに出会える事は滅多にありません。チックの現代版ドン・キホーテ物語(R・シュトラウスではなくバルトークへのオマージュではありますが)、文句なしの傑作です。
やっぱりCHIKは良い!
このテイクはドラムにスティーブ・ガッドを迎えラテン・ジャズ的な
フレーバーに仕上がっている。彼の多面性は言うまでも無いが、この時期のファンタジックな作りも見事である。スタンリー・クラークの在籍した最後の時期でもある。とにかく一度は聴いてもらいたい。
暖かくもさわやかに・・・!
私の好きなチック・コリアの2枚は、「マッドハッター」とこの
「マイ・スパニッシュ・ハート」。
レコードでは2枚組であったけど、作品のボリュームとして、
とても聴きやすく、音も爽やか、そして溢れるアート感覚に
トリップされつづけ、すこぶるHAPPYな心になってしまいます。
・・・とても高度なアートを展開しているのに、ある意味
イージーリスニング。
このすばらしさ!!・・・わっかるかなぁ??・・いェ〜!
(以上)

キアズマ

[ CD ]
キアズマ

・山下洋輔トリオ
【ポリドール】
発売日: 1998-03-18
参考価格: 1,835 円(税込)
販売価格: 1,744 円(税込)
キアズマ
- 収録曲 -
1. ダブル・ヘリックス
2. ニタ
3. キアズマ
4. ホース・トリップ
5. イントロ・ハチ
6. ハチ
カスタマー平均評価:  5
とにかくヤバイ・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・やば過ぎ。
漸増的
いわく「日本を代表するフリー・ジャズの名盤」との評判に引かれて購入後、1回目、2回目の聴取までは、どうがんばって聞いても「雑音」の「垂れ流し」としか感じられず、悩んだ。 しかし、まさに三度目の正直、スピーカーの向こうに、国籍も世代も軽く超越した、目つきの鋭い、熱い魂のうねりの魅力をはっきり見て取ることができ、以来やみつき。
疾風怒濤の音塊
まるでステージの上で3人の男が殴り合いをしてるかのよう。聴後感は凄い嵐が過ぎ去って、草一本生えてない荒れ地に一人取り残されたような感じ。 分厚い音の塊に翻弄されるうちに、いつの間にか殴り合いに巻き込まれている感覚に陥らされるが、それが最高に気持ちよい!フリージャズのCDは何枚か聴いたが、初めて楽しめる作品に出会ったと思う。ジャズだのロックだのといちいち線引きして音楽聴くのがバカらしくなってくるような作品だと思う。快作です。
30年前の演奏とは思えない強烈な音塊!
山下、坂田、森山という第2期(だったかな?最初は、中村誠一がサックスだったと記憶する)黄金時代のドイツMPS録音。LPで聴いた時に、その音の良さ(元々、MPSはドイツの録音テープメーカー、BASFと提携していた)に加え、音圧の高さ、いきなりのクレッシェンドから短いテーマを全員で演奏した後のドシャメシャ(当時、山下本人のエッセイで表現していた)の連続、カオスの訪れに酔いしれていると、素晴らしいタイミングでテーマをコーダ!これには、参りました!当時の日本発売のLPジャケットとは異なり、オリジナルのMPSのジャケットを採用していますが、仰け反る坂田明が、演奏内容を端的に表し、これも良いジャケットですね。音質はさらに向上し、30年前の演奏とは思えません!森山氏はこの後、脱退しますが、森山氏のドラムは現在でも健在です。一番ソフトになったのは、山下さんかもしれない。
鬼トリオ
バキの範馬勇次郎が巨大過ぎる力を
そのまま音楽にぶつけました。的な一枚。
この重厚感と爆発力。これはジャズじゃない。ヘビィロックだ!
聴けば言ってることがわかりますよ。

The Struggle Continues

[ CD ]
The Struggle Continues

・Dewey Redman
【ECM】
発売日: 2007-11-06
参考価格: 839 円(税込)
販売価格: 936 円(税込)
The Struggle Continues
- 収録曲 -
1. Thren
2. Love Is
3. Turn Over Baby
4. Joie de Vivre
5. Combinations
6. Dewey Square
カスタマー平均評価:   0

Mingus Ah Um

[ CD ]
Mingus Ah Um

・Charles Mingus
【Sony Jazz】
発売日: 1999-02-08
参考価格: 864 円(税込)
販売価格: 930 円(税込)
Mingus Ah Um
- 収録曲 -
1. Better Git It In...
2. Goodbye Pork Pie...
3. Boogie Stop Shuf...
4. Self Portrait In...
5. Open Letter To D...
6. Bird Calls
7. Fables Of Faubus
8. Pussy Cat Dues
9. Jelly Roll
10. Pedal Point Blue...
11. GG Train [Bonus ...
12. Girl Of My Dream...
カスタマー平均評価:  5
俺をチャーリーと呼ぶな、チャールズと呼べ
1・6・7・8が1959年5月5日ニューヨーク、残りが1959年5月12日、ニューヨークで録音。5月12日の録音ではジミー・ネッパーに代わりウイリー・デニスが加わっていて残りは同じメンバーである。 このアルバムの裏面には長い長いミンガス自身のコメントが書かれている。そこでは『ジャズ・ワークショップ』のアイデアに始まり、人種隔離反対運動の意思表示も見える。事実このアルバムの中で、差別主義者の白人を徹底的に皮肉った『フォーバス知事の寓話』をやっている。ただそういう意思以上に音楽としてこのアルバムは素晴らしい。後にジョニ・ミッチェルやジェフ・ベックがカヴァーした『グッドバイ・ポーク・パイ・ハット』だけでなく、ブラス・アレンジが光る1や4・5などは後々に登場するジャコ・パストリアスのビッグ・バンドにおけるアレンジに多大な影響を与えていると思う。 このアルバムを支えるサイド・メンは全てミンガス門下生。ミンガスは彼等に譜面を配らず、部分部分を簡単にスケッチしてメンバーに渡し、ピアノで曲の解釈・構成をメンバーに伝える。その後で今度は曲のコードやスケールを説明する。次に一度演奏させ、二度目はミンガスが特別に指定した部分以外はコードやスケールを自由にする。そうやって曲をまとめていったらしい。黒人差別に激しく抵抗したミンガスも音楽では有能であれば人種に関係なく受入れ、お気に入りのトロンボーン、ジミー・ネッパーは白人だったし、2度の結婚も白人だった。 ひとつ笑ってしまうのは当時のライナーを書いている岩浪洋三氏のミンガスの表記があれほどミンガスが嫌がっていた『チャーリー』になっていることだ。『俺をチャーリーと呼ぶな、チャールズと呼べ』というミンガスの罵声が聞こえてくるようだ。
あの名曲が入っています!
ジェフ・ベックが『ワイアード』でカヴァーした“GOODBYE PORKPIE HAT”のオリジナルが入っている名盤。何を隠そう、私もこのオリジナルが聴きたくて、JAZZを覚えたくて学生時代に入手したものです。現在再発されているものはヴァージョン違いで同一曲が複数楽しめますが、基本的に本作はコンセプトものでもなく、短い曲も多いため(当時ジャズワークショップにも力を入れてたそうで、聴きやすい所謂‘JAZZ’を意識していた時期かもしれません)、JAZZって何から聴いていいんだろう、あるいはミンガスそのものの入門という意味でちょうど良いと思います。ミンガスには他にも『直立猿人』等名作が多いのですが、結構難しく捉えられがちです。本作は前述の曲を聴いてみる、というような肩肘張らずに楽しめる作品だと思います。このアルバムに引き合わせたくれたジェフ・ベック、やはり偉大だ!当時はミンガスも車弄りながら聴いてたんだろうな…。
ミンガスのエッセンスが詰まっている1枚
この曲にはミンガスミュージックのエッセンスが詰まっている。
このアルバムは曲数からもわかるとおり1曲1曲は短い。
しかし、その(ジャズの演奏としては)短い時間の中でミンガスはその個性を見事に発揮している。
むしろ曲数が多いが故にミンガスミュージックの持つ多様性がかいま見られて面白い。
まず、はじめの3曲はブルーズである。全部ブルーズであるのに似たような曲は1つもない。
"Bird Calls"では楽音以外(この曲では鳥の鳴き声)を楽器で表現するというミンガスミュージック特有の表現も聞かれる。
また基本的に名曲揃いであり後々までミンガスの愛奏曲となる曲も多い。
ミンガスを聞いたことがない人にはミンガスを知るための1枚として、
ミンガスを好きになりつつある人にはもっと好きになるための1枚として、
ミンガスなんて嫌いだという人には誤解を解くための1枚として、
是非ともお勧めの1枚です。

センチメンタル

[ CD ]
センチメンタル

・山下洋輔
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2003-10-22
参考価格: 2,000 円(税込)
販売価格: 1,901 円(税込)
センチメンタル
- 収録曲 -
1. 虹の彼方へ
2. マイ・ワン・アンド・オンリー・ラヴ
3. ユーモレスク
4. 枯葉
5. トロイメライ
6. スターダスト
7. サマータイム
8. 二人でお茶を
9. ボレロ
10. シークレット・ラヴ
11. ピアノ協奏曲第二番第三楽章
12. P.S.アイ・ラヴ・ユー
13. グッド・バイ
カスタマー平均評価:  5
ユーモレスク
このCDがでた頃のライブにいったことがありまして。 その場で帰りにCD屋に行き、でもなかなか無くて、何軒も何軒もまわって、、、 ようやく買ったCDを買ったばかりのCDプレーヤーで何度も何度もユーモレスクを聴き、 自分でも真似してピアノで弾いてみたり、、、 とにかく衝撃を与えてもらったCDとなりました。 いまでもなんとなくユーモレスクを聞くとそのころのことをまた思い出して ピアノの前に座ってみたりします。
めちゃめちゃクラシック
ちょうどこのCDが出る前に、ライブをやったらしく山下氏もめちゃめちゃクラシックといっておりました。
ピアノソロですが、選曲も有名なものばかりですし、山下氏特有?の肘打ちももちろん聴くことも出来ます。

でも、聴き終えた後はセンチメンタルというのではなく、このアルバムは、なんとなく青い色になっておりますがそのようになりますよ。

私も、山下氏のアルバムはいくつか持っていますがバラード系だとJAZZを以前聴いていて最初に聴くのは、これはいいかと思います。
もちろん、あまり聴いたことがない人にもお勧めします。
Solo piano
ジャズというマグマが噴火する瞬間を味わってみないか。
    10点中10点
Profile Number077
非常に広大な宇宙を内面に持つ山下ワールドが満喫できる。マグマが噴火する瞬間を君も体験しないか。10点中10点
Solo Piano

聞いていると非常に研究熱心なこのピアニストの横顔が浮かんでくる。入院生活の時にブルーノート研究をしたというこの人物。このアルバムはやはり爆発している。クラッシックもジャズもなにもかも山下の宇宙の中に入っている。型破りなピアのソロであることにはまちがいない。コンサートの後で偶然同じ電車の車両にのったぼくであるが、山下氏は読書にいそしんでおられた、世程の読書家であると見た。スケールがやはりでかいねええ。
がしゃ〜〜んとくるところがいいねええ。卍固めだね。
            


Bap-Tizum

[ CD ]
Bap-Tizum

・The Art Ensemble of Chicago
【Koch Jazz】
発売日: 1999-01-19
参考価格: 1,315 円(税込)
販売価格: 1,711 円(税込)
Bap-Tizum
- 収録曲 -
1. Nfamoudou-Boudou...
2. Immm
3. Unanka
4. Oouffnoon
5. Ohnedaruth
6. Odwalla
カスタマー平均評価:  4.5
音楽に"終わり"というお約束がなかったら
好んでフリー・ジャズを聴く程のツワモノではありませんが、毛嫌いする理由も持っていません。含蓄のあるコメントを述べる程、その手のアーチストを聞き込んでいる訳でもありませんが、この様にして何か言いたい/伝えたいと思わせる作品に会うと"やっぱり、カテゴリを狭めてはいけないなぁ"と思ったりします。 Art Ensemble of Chicagoについては、本作ともう1作しか今の所手を出していませんが、特に本作はライブ録りという点もあり、大きくうねりながら変化して行く進行の妙が聴く手を引き込んでゆきます。 石もて追われた訳ではないでしょうが、欧州から凱旋したArt Ensemble of Chicagoに米国にてこれだけの評価が集まっていたことは、彼らの音楽が決して根本的に理解され難いもの、客寄せ的な出鱈目でないことをハッキリと知らしめたものではないでしょうか。 前述の通り、フリー・ジャズ一派について何ら深い知識がある訳ではありませんが、下手に前衛音楽のエッセンスだけを取り込もうとしている似非?アーティストも多くいる世界なのかも知れません。しかし、ここにある心底から湧き出す突進力、感性を信じてのプレーは、この手の音楽に対する興味の有無に関係なく、音(音楽)に対する体の反応として受け止められるものだと思います。 もし音楽に"終わり"というお約束がなかったら、彼らは一体どこまで我々に語り続けることでしょうか。それを考えると空恐ろしくもなります。
ジョン・シンクレアのMC、その2.
1972年のANN ARBOR BLUES&JAZZ FESTIVALの実況録音盤。 このFESを仕切ったのはジョン・シンクレア。 このLIVE盤もジョン・シンクレアのMCで始まる。MC5は知ってても、こっちの方は知らない人は案外多いかも。 最初の曲はメンバー全員のパーカッション・ソロ。AEC,でなく、ACRにもこんなのあった。この曲と次の曲は極めてアフリカ的、といえるかも。2曲目は今度はメンバー全員のヴォイス・インプロヴィゼーション。完全に狂ってます。お客さんが応酬してるのも何だかおかしい。 ここから徐々にAEC特有の瞑想の世界へ。ときどき、ドラがゴーンとなる。 3曲目はマラカイ・フェイバースとロスコー・ミッチェルのほとんどデュオ、といってもよいかも。しかし、マラカイ・フェイバースのベースったらほとんどふた音ぐらいしか出してない感じ。アンビエントJAZZ??。ウォームアップがすむと次の曲は高速パーカッションソロにロスコーのフリーキーなSAXがからむ。ここら辺から、だんだんと熱をおびてくる。ここまで来るのにおよそ25分。でも、LIVEの流れとしての必然性、みたいなものがあるので前衛音楽にありがちな退屈さはありません。基本的に、この人たちの音楽は面白いのだ。 次の曲はジョゼフ・ジャーマンの曲ですが、レスター・ボウイーが主導権を握ったあたりからついに演奏が爆発する。こういうのだけでアルバム1枚作ってくれたら、と思うファンも多いはず。 最後は、いわゆる「また 来ます」の雰囲気を漂わせつつのクールな演奏。MCもまた入るのでお客さんも盛り上がる。なんか、サム・クックのハーレム・スクエアLIVEみたい。 この盤はアナログ時代は最も入手困難で、CD化も1番最後でした。AECはこれと「FANFARE FOR THE WARRIORS」は断然のおすすめです。後のECMの諸作品より全然いいよ。

Friends and Neighbors: Live at Prince Street

[ CD ]
Friends and Neighbors: Live at Prince Street

・Ornette Coleman
【RCA】
発売日: 2001-08-21
参考価格: 864 円(税込)
販売価格: 962 円(税込)
Friends and Neighbors: Live at Prince Street
- 収録曲 -
1. Friends and Neig...
2. Friends and Neig...
3. Long Time No See
4. Let's Play
5. Forgotten Songs
6. Tomorrow
カスタマー平均評価:  5
70年代好調期の実録
図らずも70年代のロフトジャズの発火点となった
オーネットの自宅兼スタジオ「アーティスト・ハウス」での実況録音。
Friends and Neighborsのタイトル通り、友だちと近所の人を招いて行ったものらしい。
(インナースリーヴには、ドン・チェリーやファラオ・サンダース、ジャケットにはオーネットとヘイデンの息子の顔も)。

メンバーは当時のレギュラーであるデューイ・レッドマン(ts)、チャーリー・ヘイデン(b)、エド・ブラックウェル(ds)。
珍しいゴスペルタッチのタイトルチューンでは、「友だちと近所の人」にコーラスさせて、
自らはお得意のアヴァンギャルドなヴァイオリンをかきむしるなど、ハッピームードいっぱい。
油の乗りきったカルテットの演奏を堪能できる一枚。
壊れ気味にファンクするヘイデンのベースもスゴイ。

Witchi-Tai-To

[ CD ]
Witchi-Tai-To

・Jan Garbarek With Bobo Stenson
【Universal】
発売日: 2000-03-07
参考価格: 1,691 円(税込)
販売価格: 2,348 円(税込)
Witchi-Tai-To
- 収録曲 -
1. A.I.R.
2. Kukka
3. Hasta Siempre
4. Witchi-Tai-To
5. Desireless
カスタマー平均評価:  5
ヤンのサックスが最高!
1曲目のイントロは、ドラムとベースがリズムを刻む様子は、まさに何かの儀式がはじまるかのよう。やがてヤンのソプラノが、ボボ・ステンソンのピアノの上で舞うように歌い上げる。
3曲目はヤンのテナーが鳥のように、空高く高く舞い上がり、やがてスパニッシュのリズムに・・・そしてまた、ヤンのアドリブは空高く会いあがっていく。

ヤンのサックスが最高。そして、ボボ・ステンソンのリリカルなピアノも聞きもの。
憧憬
静謐で、集中しきったテンスな展開が聴き手を引き込むヤン・ガルバレクの傑作ですが、なんとなく、景色を俯瞰で観ているのにとてもリアルに切実に迫ってくるような、熱を帯びれば帯びるほどクールに昇華されていくような感じの、とてもパーソナルで、かつ誠実に突きつめられた開放的な響きの作品だと思います。音に溶けた、ほとんど戦慄するような抒情性と、もう本当にあと少しで沈んでしまいそうな明るい夕日を眺めているような、静かに熱が失われていくような淋しさとか、しんとした諦めのような、そんな感じのひんやりとした印象に打たれます。個人的には、とても夕方のアルバムです。
北欧の風・氷のサックス
20年以上前になる、それこそマンフレート・アイヒャーがECMを起こした頃にこのアルバムをLPで聴いた。そして今でもこのアルバムの持つ高いリリシズムが心の中にパルスを打って生き続けている。ガルバレクのソプラノ・サックスは今までのジャズにもクラシックにもロックにも無かった音をしていた。氷のサックス。吹けば北欧の海洋や山々の旋風が動いているような気がした。美しい。このアルバムは美しいの一言だ。特にタイトル曲「Witchi-Tai-To」は必聴。最近「Twelve Moon」の最後でもやっているけど格が違う。
刻まれるリズムと心の唸り声が冷気に響きます。
透徹した静寂の中で、思い詰めた心の塊がリズムを刻みます。熱をおびはじめた心と体が冷気とふれて水蒸気となり、体を包み、生命の躍動が次第に短周期に変化し始めます。体内を循環する血は勢いづき、体と心が一体となり、取り囲む合理性の空間美を溶かし、色づけ、歓喜の音色を響かせ、感謝を捧げ、もとの静寂の中に帰って行きます。


フレンチ・バラッズ

[ CD ]
フレンチ・バラッズ

・アーチー・シェップ・カルテット
【ヴィーナス・レコード】
発売日: 2001-11-21
参考価格: 2,500 円(税込)
販売価格: 2,375 円(税込)
フレンチ・バラッズ
- 収録曲 -
1. これからの人生
2. 小さな花
3. 枯葉
4. 詩人の魂
5. ジジ
6. パリの四月
7. パリの空の下
8. デジャ・ヴ
カスタマー平均評価:  5
よい枯れ方したね
かつての前衛ジャズテナーサックスの大家アーチー・シェップ。最近は録音に恵まれないと思っていたが、ここ2,3年、日本の誇るジャズ・レーベル「ヴィーナス」から立て続けに3枚リリースされた。枯れたといっても、かつての「前衛の王者」。シャンソンを演っても変なイージーリスニング・ジャズにはならない。アーチー・シェップ風解釈の「パリの空の下」を聴いて欲しい。前衛の王者の復活だ。しかし、聴きににくくはない。ジャズの王道を行きながら前衛ジャズファンでなくとも楽しめる仕上がりは、プロデューサーの原哲夫氏のセンスと力だ。買ってそんはないどころではない。前衛ジャズ嫌いにこそ薦める。加えて録音もものすごくいい。(松本敏之)
よい枯れ方したね
かつての前衛ジャズテナーサックスの大家アーチー・シェップ。最近は録音に恵まれないと思っていたが、ここ2,3年、日本の誇るジャズ・レーベル「ヴィーナス」から立て続けに3枚リリースされた。枯れたといっても、かつての「前衛の王者」。シャンソンを演っても変なイージーリスニング・ジャズにはならない。アーチー・シェップ風解釈の「パリの空の下」を聴いて欲しい。前衛の王者の復活だ。しかし、聴きににくくはない。ジャズの王道を行きながら前衛ジャズファンでなくとも楽しめる仕上がりは、プロデューサーの原哲夫氏のセンスと力だ。買ってそんはないどころではない。前衛ジャズ嫌いにこそ薦める。加えて録音もものすごくいい。(松本敏之)
よい枯れ方したね
かつての前衛ジャズテナーサックスの大家アーチー・シェップ。最近は録音に恵まれないと思っていたが、ここ2,3年、日本の誇るジャズ・レーベル「ヴィーナス」から立て続けに3枚リリースされた。枯れたといっても、かつての「前衛の王者」。シャンソンを演っても変なイージーリスニング・ジャズにはならない。アーチー・シェップ風解釈の「パリの空の下」を聴いて欲しい。前衛の王者の復活だ。しかし、聴きににくくはない。ジャズの王道を行きながら前衛ジャズファンでなくとも楽しめる仕上がりは、プロデューサーの原哲夫氏のセンスと力だ。買ってそんはないどころではない。前衛ジャズ嫌いにこそ薦める。加えて録音もものすごくいい。(松本敏之)
シェップの真骨頂
オールフレンチもののCDはめずらしい。
シェップはいつもの自然な息遣いで淡々とこなしていく。
ショップ節でどこまでも綴られて行く音が気持ちいい。
聞きなれた「枯葉」も新鮮に響く。呼吸するかのように自在にこなしていくシェップのフレンチが好きでたまらないという雰囲気が伝わってくる。

いい演奏だ。CDが終わったとき、もう一回聞きたいという気持ちが沸いてくる。


Bells/Prophecy

[ CD ]
Bells/Prophecy

・Albert Ayler
【ESP-Disk】
発売日: 2005-06-21
参考価格: 1,408 円(税込)
販売価格: 1,500 円(税込)
Bells/Prophecy
- 収録曲 -
1. Spirits
2. Wizard
3. Ghosts [First Va...
4. Prophecy
5. Ghosts [Second V...
6. Bells
カスタマー平均評価:   0

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 更新日 2009年2月15日(日)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク

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