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[ CD ]
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'Round About Midnight
・Miles Davis
【Sony Jazz】
発売日: 2001-04-18
参考価格: 1,127 円(税込)
販売価格: 1,108 円(税込)
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- 収録曲 - 1. 'Round Midnight 2. Ah-Leu-Cha 3. All of You 4. Bye Bye Blackbird 5. Tadd's Delight 6. Dear Old Stockho... 7. Two Bass Hit [*] 8. Little Melonae [... 9. Budo [*] 10. Sweet Sue, Just ...
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カスタマー平均評価: 4.5
このアルバムは皆さん周知の通りですが.... 限定で、2枚組のスペシャルディスクが輸入版で発売されています、問題は2枚目に納められているセッションです、1956年2月18日の西海岸「pasadena Civic Auditorium」における「Gene Norman Presents」のコンサートの模様が収録されています、そして、あのマイルスがモンクに文句!をつけた。Thelonious Monk本人が参加したRound Midnightが聞けるのです、実に面白い演奏で絶対のお勧め品です、CDのタイトルはRound About Midnight全く同じです、amazonの輸入盤の検索で私は購入しました。
マイルスの知名度を一気に上げた傑作 1956年に発表したマイルスのアルバムです。
1曲目はセロニアス・モンクの曲を「マイルスの知恵袋」
とも呼ばれたギル・エヴァンスがアレンジしたものです。あとは
チャーリー・パーカーの「アー・リュー・チャ」など
良質な楽曲が次々と飛び出してきて、これ以上ない満足感と
陶酔感を得られる作品です。ジャズ通の方から、ジャズを聴いてみようかなって
方まで誰にでもお勧めです^^
私のマイルス原点 ●今から17年程前、私が初めて買ったマイルスのアルバムがこれです。当時、何となくジャズに興味を持ち始めて、「何かイイCDないかなぁ」と適当に選んだ1枚がこれでした。
その後、ジャズのCDをたくさん購入してきましたが、どういう訳かマイルス以外のアーティストは次第に飽きてきて、結局、大半のCDをディスクユニオン等の中古屋へ売ってしまいました。現在マイルスのCDだけが私の手元に残っています(公式盤・ブート盤合わせて200タイトル以上はあると思う)。
●一昨年前の夏、このアルバムのLegacy Editionを購入しました。このアルバムの買い換えはこれが4度目でした。改めて聴きながら思ったことは、どの時代のマイルスも本当カッコいい、ということです。大袈裟な言い方ですが、ある種の美学をマイルスから教わった私であります。
こちらも人気アルバムです 「Kind of Blue」らと並び、必ず、ジャズ人気アルバムの上位に来るアルバムです。プレステッジを離れ、大手CBSに移籍しての第一弾アルバムでもあります。ジャケットが格段に格好良くなっているのも、そのせいでしょうか。
さて、サウンドですが、後年のモードを確立するまでのものですので、「Kind?」のサウンドの特徴を「静謐さに潜む格好良さ」とするならば、こちらは、「熱さ」「ワイルドさ」でしょうか。ジャズスポットで、レコード針がアナログLPの音を拾いながらかかっているサウンドといえばわかりやすいでしょうか。それだけに、マイルスのプレイはもちろんですが、pのガーランド、bのチェンバースらも、熱気溢れる素晴らしいプレイを聞かせています。
夜中、どこかの酒場で、気のあったメンツと、お酒を飲む際、バックにかかっていてほしいアルバムです。
1956年CBSデビュー作はアレンジ重視の名演 1956年CBSに移籍したマイルスの心機一転第一弾です。この年にはプレスティッジで残務整理セッションを残しているわけですが、プレスティッジの4作品は、いかにもセッションらしい演奏です。(それでも十分に検討されているわけですが)
それに対して、このCBSのラウンド・ミッドナイトは緻密なアレンジに基づくクインテットサウンドで、表題曲のラウンド・ミッドナイトなどはこのアレンジが素晴らしすぎて、事実上のスタンダードは作曲者のモンクではなく、マイルスの演奏のほうになってしまいました。
木訥なコルトレーンが、異様ともいうべきムードを出しているのも名盤たるゆえんです。
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[ CD ]
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Moanin'
・Art Blakey & The Jazz Messengers
【Parlophone Jazz】
発売日: 1999-03-17
参考価格: 1,127 円(税込)
販売価格: 1,188 円(税込)
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- 収録曲 - 1. Warm-Up and Dial... 2. Moanin' 3. Are You Real 4. Along Came Betty 5. Drum Thunder Sui... 6. Blues March 7. Come Rain or Com... 8. Moanin' [Alterna...
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カスタマー平均評価: 5
モノラルではなかった! 海外版、国内版両方のRVGエディションを購入した。こちらのレビューにあるようにモノラルに聴こえる。実は先日、国内版は帯にstereoと明記されているため、更なるリマスターかと購入したが、同じ音源だった。そこでこのモーニンはモノラルか?とEMIミュージック・ジャパンブルーノートクラブ事務局に問い合わせてみた。
回答は輸入版も含めてRVGが左右への拡がりを少なくしたリマスタリングとなっております。ご理解ください…ということだった。
旧盤ではきれいにセパレートしていたのがほとんどモノラル的。左右も前後もそうだ。
このリマスタリングによって確かにグルーブ感、演奏の熱さなどは格段にアップしている。RVGの意図もまた是非確認してみたい。
電光石火! アート・ブレイキーのドラムス・ソロに、しびれました 全2巻の『バードランドの夜』以来、久しぶりに、アート・ブレイキーのドラムスにしびれました。
「ザ・ドラム・サンダー・スート(ドラム・サンダー組曲)」での、アート・ブレイキーのドラムス・ソロのパワフルな演奏が凄いんですよ。イントロからわくわくしたんだけれど、曲の前半からはじまるアート・ブレイキーの迫力満点、ノリに乗ったダイナマイトなドラムスのソロに、「祭りだ、祭りだ、わっしょい、わっしょい」と、連呼したくなりました(笑)
人気の高い「モーニン」は、別テイクの二曲を収録。オリジナル・アルバムのトラック2の演奏よりも、私は、別テイクのトラック8の演奏のほうが、ハートにナイス・ヒットしたんだよね。なんでかな。アート・ブレイキーはじめ、5人の演奏に耳がなじんだってのは、あるかもしれない。出だしのボビー・ティモンズのピアノから、妙に引きつけられるところがあります。いい曲っすね。
鋭いキレのよさを感じるリー・モーガンのトランペットと、刺激的な快感を呼び覚ますベニー・ゴルソンのテナー・サックス。ふたりのソロが魅力的だったのが、トラック4収録「アロング・ケイム・ベティ」と、トラック7収録「カム・レイン・オア・カム・シャイン」。曲自体いいですが、演奏はさらによかった。
アート・ブレイキーの眼差しの鋭さ、視線の強さが印象的なジャケット・カヴァーの写真もナイスな一枚。
1958年10月30日、ニュー・ジャージーの「ヴァン・ゲルダー・スタジオ」での録音。
断言 名盤。
夜が似合う、骨太な音。
大人なら聴きましょう。
モーガンのトランペットが炸裂する! ハードバップの金字塔と言えばこのアルバムになるだろう。
モーニンでリー・モーガンのラッパが炸裂するのだ。
どうだ!まいったか!の出来なのである。
ジャズ・メッセンジャーズと言えば、トランペット&テナーサックスのフロントメンバーによって、それぞれ、カラーがあるが、モーガンが在籍していた時のジャズ・メッセンジャーズはそりゃー、もう熱かった。
まだ未経験の方はぜひ聴いてみてください。
jazz初心者ですが・・ 5曲目が特に好きです。
車で音量upで聴いています(笑)
ドラムがここちよくガンガン、フロントから飛び込んできます。厚みもあります。
ロック好きには、是非聴いてもらいたい曲の一つです。
もちろん他の曲も最高です。
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[ CD ]
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Saxophone Colossus
・Sonny Rollins ・Max Roach ・Doug Watkins ・Tommy Flanagan
【Prestige】
発売日: 2006-03-21
参考価格: 1,127 円(税込)
販売価格: 1,188 円(税込)
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- 収録曲 - 1. St. Thomas 2. You Don't Know W... 3. Strode Rode 4. Moritat 5. Blue 7
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カスタマー平均評価: 4.5
普通に良い程度 このアルバム、名盤などと言われていますが、現代の水準に照らすと名盤ではないと断言できます。
普通に良いアルバムではありますが、名盤と言ったら言い過ぎです。
これは50年も昔(昭和30年初頭)に発売されたアルバムです。ジャケット&タイトルが大変良いです。
昔は現代に比べてアルバムの量が少なかった>ジャケット&タイトルが良い>みんなが買う>それなりに
内容が良い>いつしか名盤と言われるようなる。という図式です。
昔は試聴する事なんて出来なかったし、レコードはとても高価だったので、少数のアルバムをジャケ買い&
タイトル買いせざるおえなかったのです。ジャズ喫茶で聴いて買うアルバムを決めたなんてことも聞きます
が、それは一握りの人達だったはずだし、だいいち零細経営のジャズ喫茶のマスター達が買わなければ
それまでだったはずです。
少なくとも、「Saxophone Colossus」の翌年の1957年に発売された「Sonny Rollins Vol.2 」というアルバム
がありますが、このアルバムに完璧に負けています。このアルバムはタイトルだけ聞くと他のアルバムから
の寄せ集めのベスト盤かなにかのような感じを受けますが、豪華メンバーを揃えたれっきとした作品で、
上級な内容です。
ジャズ愛好家の中には、50,60年代のアルバムばかり聴いている人と、現代のアルバムばかり聴いている
人と、古今東西幅広く聴いている人と3タイプあると思いますが、「Saxophone Colossus」を推奨している
人達は、1のタイプの人達です。自分は3のタイプです。
現代の水準に照らして名盤だと断言出来るアルバムとして、Sax物では、エリック・アレキサンダーの
「マイ・フェイバリット・シングス」と、エディ・ヒギンズ&スコット・ハミルトン&ケン・ペプロフスキーの
「イッツ・マジック」を推奨しておきます。その他おすすめについてはホームページで紹介しています。
(ネームがアドレスになっています。Sonny Rollinsのアルバムも全アルバムの8割を全曲点数評価しています。)
できれば、「Saxophone Colossus」と「Sonny Rollins Vol.2 」と上記2枚の計4枚を聞き比べてもらって、
「Saxophone Colossus」は名盤なのだ生涯最高なのだという定説が、集団催眠のごとき妄想なのだという
ことを確認していただきたいと思います。
奇跡的快演 1950年代のイーストコースト・ジャズを代表するだけでなく、モダン・ジャズの最高傑作一つとしてあげられる本作は、ジャズのもつアドリブ芸術の一つの極点ともいえる。早くから、豪快なトーンとイマジネーティブな楽想を発揮していた、ソニー・ロリンズだったが、自らの過剰な才能を疑うかのごとく、数度の一時的引退によって雲隠れすることを繰り返した。この傑作は、復帰したマックス・ローチ=クリフォード・ブラウンのクインテット参加の後吹込みされたものであったが、成熟しつつあったロリンズがブラウンの死によって、一気に完成されたプレイを見せた奇跡的快演である。モリタート、セント・トーマス、ブルーセブンなどどれをとっても、音色、フレージング、リズム感、アドリブの意外性に優れた名演である。まさに50年代ジャズの古きよき時代を現代に伝えるモダン・ジャズの必須アイテムであろう。ワーデル・グレイの死、デクスター・ゴードンの低迷、ジョン・コルトレーンの未完成にあった56年におけるテナー・サックスのずば抜けた金字塔である。
ロリンズの最高傑作! ロリンズの最高傑作!
カリプソ調のセント・トーマスで軽快に歌い、ユー・ドント・ノウ・ホヮット・ラヴ・イズでスロー・バラードを太く吹き、モリタートをリラックスして歌い上げる。
ダグ・ワトキンスのベースのギシギシとしたウォーキング・ベースとマックス・ローチの堅実なドラムも最高です。トミー・フラナガンは決してでしゃばらない。
傑作です。
これぞ本当のホンモノ! ソニーロリンズの名盤として有名なこの「サキソフォンコロッサス」はジャズ入門者の方にとって最適の一枚だと推薦できます。まず何と言っても、セントトーマスとモリタートの二曲がとっても聴きやすくて良いです。テナーサックスの名人ソニーロリンズのメロディアスなプレイも見事です。私なんぞは、もう何十年も聴いていますが未だに聞き飽きることがないほどです。こういうのが本物のジャズというモノです。バックを務めるミュージシャン達も腕達者が揃っています。まずはドラムスのマックス・ローチ。速くて正確なリズムに、重たいバックビートに変拍子。聞き惚れるしかないですね。この人主役のロリンズに全然負けていません。ピアノのトミー・フラナガンも上手い。決して出しゃばることがないが、リリカルで美しいメロディを小出しにする。ベースのダク・ワトキンスも渋いボトムキープをする。ほれぼれとさせられる縁の下の力持ちぶりです。もう只じっくりと聴いて頂きたいです。ジャズを知りたいという方は、是非これを外さないでくださいね。
このCDの最高の音質 このアルバムのCD化は私が知っている限りでは、80年代前半に最初に出た国内盤、ロリンズのPRESTIGEのCOMPLETE BOX、OJC盤、DCC盤そして3年くらい前に出た紙ジャケ国内盤、そして本作。これらのCDはすべて聴いていますが、まだまだいっぱいあります。この中でもスタジオの空気感、各楽器の生々しさ、演奏者の呻き声、音圧etc.とどれをとっても御大RVG(ルディ・ヴァン・ゲルダー、オリジナルの録音技師)自らがディジタルリマスターした本作がダントツで優れています。
本作以外で聴くに値するのはDCC盤とかろうじてOJC盤のみで、あとはハッキリ言ってとるに足らないものばかりですね(涙)。それでは何故同じアルバムを聴き続けるのか?それはオリジナルアナログ盤の物凄い音を聴いているからなのです。前に出たCDは不発でも、今回のはオリジナル盤に匹敵する立派な音になっているのではないかと、期待を持ってしまうからなのです。しかもオビには「何ビットでディジタルリマスターした迫真の音!」なんて平気で書いているしね。
話は変わって、4年前にDECCA時代のローリングストーンズの一連のアルバムがABKCOから発売されたとき、私も何枚か買いましたが、その素晴らしい音に腰を抜かすほどビックリしたものでした。そのころある雑誌に現ABKCO社長のジョディ・クライン氏のインタビューが載りましたが、とても興味深いものでした。クライン氏によると、リマスターに時間がかかったのは、音質的な決定版を作りたかったのと、中途半端な音のCDを何度も小出しにして、ファンに迷惑をかけたくなかったそうなんです。
たいへん立派な心意気ですが、私に言わせればこれがあたりまえ。中途半端な音のCDを何度も小出しにして、ファンに迷惑をかけまくっている、わが国のレコード会社のジャズ部門の担当者は、ジョディさんの爪の垢を煎じて飲まれてはいかが?
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[ CD ]
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これがSHM-CDだ! ジャズで聴き比べる体験サンプラー VOL.2
・オムニバス
【ユニバーサル ミュージック クラシック】
発売日: 2008-12-03
参考価格: 1,000 円(税込)
販売価格: 1,000 円(税込)
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- 収録曲 - 1. いつか王子様が 2. スター・アイズ 3. バット・ノット・フォー・ミー (... 4. エアジン 5. アイ・クッド・ライト・ア・ブック... 6. 俺は老カウボーイ 7. シュガー・レイ (MONO) 8. イット・クド・ハプン・トゥ・ユー 9. 教会に間に合うように行ってくれ 10. イン・ザ・ブルー・オブ・ジ・イヴ... 11. アローン・トゥゲザー 12. モーニン
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カスタマー平均評価: 3
またまた高音質CD! 新譜が売れないので、旧譜をもっと(高く)売りたいというレコード会社の努力には頭が下がる。でもこんな企画に反応するのは、一部の中高年のマニアだけではないだろうか。個人的には、リマスターなど原音に手を加えるのは最小限にして、安く売ってもらった方が助かる。また、専らPCに読み込んで音楽を聴く私には、PCの出すノイズがどうかならないかが問題だ。
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[ CD ]
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Wave
・Antonio Carlos Jobim
【A&M】
発売日: 1990-10-25
参考価格: 1,127 円(税込)
販売価格: 1,410 円(税込)
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- 収録曲 - 1. Wave 2. Red Blouse 3. Look to the Sky 4. Batidinha 5. Triste 6. Mojave 7. Dialogo 8. Lamento 9. Antigua 10. Captain Bacardi
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カスタマー平均評価: 4.5
理屈抜きに快適なサウンドをもとめて かつてCTIのイージーリスニング調の一連のアルバムといえば、生真面目なジャズファンからは〈喫茶店のBGM〉などと軽蔑されていた記憶がある。でも、いまあらためて聴きなおすと、理屈抜きに快適なサウンドを追求して、すばらしい成果を挙げた作品が少なくないことに気づきます。
トム・ジョビンの《WAVE(波)》は、その最たるものだろう。部屋で、車のなかで、空き時間に流しっぱなしにしておいて気分がやすらぐ名盤。ボサノバの楽曲の魅力を知りつくしたクラウス・オガーマン編曲指揮のストリングスのセンスの良さには感服するほかない。参加ミュージシャンの面々も豪華。
とにかく、名曲揃い。全10曲、捨て曲なし。充実している。欲をいえば、8曲目の〈Lamento〉だけヴォーカル曲になっているけれど、本作については、全曲インストゥルメンタルに統一してもらいたかったような気がするなあ。別にジョビンのヴォーカルが嫌いなわけじゃないけれど。
ところで、ジャケットはまったくおなじキリンの写真なのに、輸入盤はグリーン、国内盤はオレンジ色をしているのはなぜだろう。私は輸入盤のほうを愛聴しています。これはおすすめ。
アントニオ・カルロス・ジョビン このサイト、紹介どこまで信頼できるの?
高音質CD特集から選択して購入したはずなのに、音質は期待外れ、ジャズ、フュージョンから選択したはずがボサノバと全てに期待外れでした。
心地よさを満喫できるアルバムです ボサ・ノヴァを語る時に、作曲家としても編曲家としても真っ先に挙げられるアントニオ・カルロス・ジョビンの代表的なアルバムです。1967年録音ですがその心地よい音楽は全く色褪せずに40年以上経った今でも新鮮なまま伝わってきます。
全曲ヴォーカルなしのインストゥラメンタルですが、ボサ・ノヴァのDNAとでも言うべき軽やかさと爽やかさは如実に感じ取ることができました。
冒頭の有名な「波」にまず惹かれます。作曲家としての能力の高さを万人に知らしめる曲ですし、典型的なボサ・ノヴァ・テイストに彩られた曲ですから、後世にも聞き継いでほしいと願っています。
クラウス・オガーマンのオーケストラによる演奏と編曲は見事です。ムード・ミュージックのようですが、実にさり気ない工夫が感じられる演奏でした。勿論、これはカルロス・ジョビン作曲によるボサ・ノヴァの魅力を堪能するという意味合いを持つ編集ですし、世界にボサ・ノヴァ・ブームをもたらした功績を称える意味でも、カルロス・ジョビンの曲の素晴らしさを感じ取ってもらえれば嬉しいですね。シンコペーションを伴うボサ・ノヴァ特有の切れの良いリズムと、セブンスのコード進行が心地よさをもたらす曲の数々。今で言う癒し系サウンドですから、爽やかさに満ちています。60年代の音楽シーンを代表した音楽ジャンルですが現在でもその影響力は大きいと言えるでしょう。
リオ・デ・ジャネイロのガレオン空港が「アントニオ・カルロス・ジョビン国際空港」と改名されたという名作曲家の名アルバム『波』を称えて。
どこかで聴いたことがある曲 とても心地良いのでインパクトは弱いのですがボサノヴァを知らない人も、
きっとどこかで聴いている曲です。そして、不思議と何回聴いても飽きな
いのでリピートしているとあっという間に3回4回目・・・なんて事も!
プレゼントにも最適だと思います。
きれいな空気のよう 流していてこんなに気にならない音楽は初めて。
仕事中も思案中も私の邪魔をせず、きれいな空気のように傍にいてくれます。
ワガママや自己顕示欲のない音というのかな。
変なたとえですが、音でできた空気清浄機(とかお部屋の消臭剤)のようなカンジです。
買ってよかったと‥‥いう満足が日増しに募ります。
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[ CD ]
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Between the Sheets
・Fourplay
【Warner Bros.】
発売日: 1993-08-12
参考価格: 751 円(税込)
販売価格: 828 円(税込)
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- 収録曲 - 1. Chant 2. Monterey 3. Between the Shee... 4. Li'l Darlin' 5. Flying East 6. Once in the A.M. 7. Gulliver 8. Amoroso 9. Summer Child 10. Anthem 11. Song for Somalia
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カスタマー平均評価: 5
超ハイレベルのサウンド! フュージョンジャズやスムースジャズに興味を持ち、立て続けにFourplayのアルバムを買いました。
新しい10thから聴き始めフュージョンが好きだったので気に入りましたが、初期の3枚の中でも
特に2ndがスムースジャズらしく爽やかで心に沁み渡りました。
でも、どのアルバムも各々良さがあり音質も良く、心地良い音楽に巡り合え嬉しく思います。
スムースジャズの最高峰 非常にクセの少ない爽やかな音楽を展開しています、まさに自然体と言ったところでしょうか。完全度の高いアルバムです、全体的な調和が完璧と言っていいほどとれています。曲のセンス・演奏は素晴らしく、スムースジャズの最高峰作品だと思います。
最高! Between the Sheetsはもちろん FOURPLAYを買いまくってベスト版まで手を出しましたが、ベスト版以外のどれをとっても質、バランス共に素晴らしく正常な耳を持っているなら後悔はしないでしょう。
ただし、FOURPLAYを聴き込むと他のアーティストが一様にだるく感じます。ご注意ください。
最高の1枚 とにかく大人の余裕があって気持ちのいいグルーブ感を味わえるバンドです。何枚かCDが出てますが、1番のお勧めがこのアルバム。現在はギタリストがラリーカールトンに変わってますが、リーリトナーが参加していたこの頃の方が好きです。今までに聞いたフュージョンアルバムのなかでも最高の1枚です。特に5曲目の「フライングイースト」は何度聞いてもかっこいい。ベースが普通の4弦ベースよりも低い音を出しているのが、この音の低さ、音程が気持ち危うい感じのところがまた何ともいえず良いのです。ギターもキーボードもよく鳴っていて美しいです。聴いてみて絶対に損はありません。
ジャケットもオシャレだけど、中身はもっと素晴らしい! ファースト・アルバムと、この作品が彼らの現時点での作品の中で一番好きです。ハービー・メイソン+ネイザン・イーストのコンビネーションが突き抜けてかっこ良く感じられるから。楔を打ち込むようなドラムの響きとそれに呼応する硬質のベースラインに独特なスラッピングとブレスの取り方。また、曲想にメリハリがあってアップテンポの曲もバラードな曲もシンプルに歌える。どの曲もキュート。"Once in the A.M."これなんか、歌詞をつけて誰かカバーすればいいのにと思うほど歌になってます。歌手の変わりにリーリトナーとボブジェームスがギターとピアノで歌いまくり。いいですねえ。本物の歌もの"Between the sheets"は、曲はいいは、演奏はいいで、最高の聴かせどころになっています。シャカ・カーンがリードで、フィル・ペリー、フィリップ・ベイリー、ネイザン・イーストがバックボーカルとは贅沢。。この曲でのボブのピアノソロが聴いているとじ〜んとなるほど気持ちが入っていて素晴らしいです。また、カウントベイシーの"リル・ダーリン"をチェンジペース的にやってたりしてオシャレ。この曲ではネイザンの繊細なベースプレイに感動しました。ジャズしてますね。"Amorosso"ってかっこいい曲だと思いませんか? シンプルなんだけど豪華な感じのするグルーブ感がなんとも言えず酔わせてくれます。最初の曲"Chant"のコーラスから素晴らしくオシャレに最後の曲"Song for Somalia"で静かに終わるまで迫力いっぱい、エモーションいっぱいで、こちらのお腹もいっぱい。大好きです。
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[ CD ]
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琥珀色の時間~THE COLLECTION OF SUNTORY WHISKY CM~
・CMソング ・サイラス・モズレー ・小林亜星 ・石川さゆり ・布施明 ・日野皓正
【キングレコード】
発売日: 2003-11-06
参考価格: 2,300 円(税込)
販売価格: 2,071 円(税込)
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- 収録曲 - 1. 夜がくる(口笛バージョン)(小林... 2. ウイスキーが,お好きでしょ(石川... 3. 落葉が雪に(布施明) 4. シティ・コネクション(日野皓正) 5. ダブル・ベース(ロン・カーター) 6. J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲... 7. いっそセレナーデ(平野孝幸) 8. 口笛吹きと犬(レディース・オーケ... 9. 3 6 4 1 4(ロン・カータ... 10. 「マイ・フェア・レディ」~踊りあ... 11. ピアソラ/リペルタンゴ(デュエッ... 12. コダーイ/無伴奏チェロソナタ 作... 13. 夜がくる(オリジナル・バージョン...
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カスタマー平均評価: 4.5
懐かしい 石川さゆりの「ウイスキーがお好きでしょ」が聞きたくて購入しました。いいです。昭和的な懐かしさがあって、落ち着きます。ウイスキーにぴったりです。
ノスタルジックな時を過ごしませんか 夜がくる は、ウィスキーのCMで有名なんですが、一人でのんびりとした時間に飲むお酒ならば、ビールでも焼酎でも、何にでも合うと思います。
好きなお酒をグラスに注いだら、好きな場所で、音無のテレビでも、窓から夜景でも、webを見ながらでも、邪魔せず寄り添うように聴かせてくれる曲たちです。
お酒を片手に、ノスタルジックなひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか...
過去のCMを見ていないと… 各曲ともまさに「サントリーウイスキー」って感じです。
そう「サントリーウイスキー」だけです。
リビングでウイスキーを飲みながらしみじみと・・・ではなく
こんなCM曲だったなぁ と思い出すためのCDのように感じました。
私の親はビール党だったんで、「夜が来る」以外の曲にあまりピンと来ませんでした。
ウイスキー党の方にお勧めかも。
そしてまた『夜が来る』… 小学生の頃、ビール党の父親は戸棚の奥にウイスキーを常備していた。飲んでいる姿は見たことはなかったが、こっそりと飲んでいるようだった。父親には父親だけの時間があったのだろう。今、あの頃の父親の年齢になった自分もまた、妻と子供が寝静まった後、グラスにウイスキーを注いでいる。違うのは相棒の音楽があることか。『夜が来る』から始まるこのCDだ。父親も『夜が来る』はCMで聴いてたかな。癒されるのだ。ロン・カーター、『いっそセレナーデ』、そしてまた『夜が来る』…。是非ウイスキーを飲みながら聴いてみて欲しい。
癒しビックリ 早速聴きました。 どの曲も「癒される〜」といった感じでした。 注目は石川さゆりの「ウイスキーが、お好きでしょ」。 「えっ、これ石川さゆり!?」と思ってしまいました。普通、演歌歌手の方はどんな唄でも軽くこぶしが入っていたりするのですが、これは全くありません。とてもあっさり歌い上げていて、「このままジャズ界にデビューしてもいいのでは」と思ってしまうくらいです。 とてもオススメのアルバムなのでみなさん一度聴いてみてください。
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[ CD ]
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Center Stage
・Tommy Emmanuel
【Favored Nations】
発売日: 2008-04-29
参考価格: 1,503 円(税込)
販売価格: 1,485 円(税込)
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- 収録曲 - 1. The Finger Lakes 2. Papa George 3. Train To Duessel... 4. I Go To Rio 5. Nine Pound Hammer 6. Old Town 7. And So It Goes 8. Jolly Swagman 9. Sukiyaki 10. Happy Hours 11. Ruby\x{2019}s Ey... 12. Beatles Medley 13. Mombasa
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カスタマー平均評価: 5
進化し続ける男 今回の音源はLIVE ONEより音がいいですね。スティーヴ・ヴァイのレーベルなんで、ギターの音が良いのは当然というところでしょうか。
しかしそんなことよりも、このオジさん既に十分凄まじい演奏能力を持っているのに作品を出すごとに必ず新しいアプローチやアレンジ引っさげて帰ってきます。恐るべき向上心とひらめきだ。
この人の背中を追いかける人は沢山いると思いますが、逃げるスピードは尋常ではないようです。まだまだやってくれそうだ。早くも次を期待して待ってます。
超絶オヤジ魂炸裂 以前の2枚組ライヴアルバムに引き続き、今回も2枚組。この値段で2枚組はとてもお買い得です。内容は相変わらず、耳が痛いくらいのジャキジャキとした力強いサウンドで緩急をつけて神業的に引きまくるものですが、おなじみのビートルズメドレーも収録されているし、カントリー臭さの無いメロディアスなナンバーも素晴しいです。現在、世界最高のアコギオヤジのパワーが大爆発の傑作ライヴアルバムです。アコギファン、ギターキッズはもちろん必聴ですが、とても聴きやすく難解な部分はないのであらゆる音楽ファンにも聴いて欲しいアルバムですね。すぐに購入して再来日してくれる事を待ちましょう。
軽快、痛快、爽快!!!!! 本作はトミーの2枚目となるライヴ盤です。切れが増してます。とんでもない量のライブをこなしている中でも新曲が4曲ほどお目見えしているうえ、ビートルズメドレーも前作とは若干曲やアレンジが異なって楽しいし、SUKIYAKIやらジョージア・オン・マイ・マインドのようなライブでしか聴けないスタンダードナンバーもおさまってます。トミーといったら生のライヴ!以上に感動を受けるものはないのですが、本作を大音量で聴くだけでもその片鱗を味わえると思います。
本作は2枚組みで全部で24曲を弾ききってます。アマゾン曲目欄にあるのは1枚目のものだけですのでご注意を。それだけ弾いてこのコストパフォーマンスというのがまた素晴らしい。音質も前回のライブ盤同様にクオリティが高いです。2枚目にはハーモニカのBOB LITTELLとも共演してます。トミーファンならマストな一作!
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[ CD ]
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Captain Marvel
・Stan Getz
【Tristar】
発売日: 2008-03-01
参考価格: 657 円(税込)
販売価格: 690 円(税込)
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- 収録曲 - 1. Fiesta 2. Five Hundred Mil... 3. Captain Marvel 4. Time's Lie 5. Lush Life 6. Day Waves
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カスタマー平均評価: 4.5
吹きまくるスタン・ゲッツ Chick Corea作の名曲をがんがん吹きまくるスタン・ゲッツ.ゲッツってこんなに熱い演奏する人だったっけ?と思わせてくれる稀有な一枚.Chick Corea (elp),Stanley Clarke (b),Tony Williams (ds),Airto Moreira (per)と競演陣も見事で,さながら彼らとゲッツの熱い音の戦いのよう.どの曲も痺れます.すばらしい.
吹きまくるスタン・ゲッツ Chick Corea作の名曲をがんがん吹きまくるスタン・ゲッツ.ゲッツってこんなに熱い演奏する人だったっけ?と思わせてくれる稀有な一枚.Chick Corea (elp),Stanley Clarke (b),Tony Williams (ds),Airto Moreira (per)と競演陣も見事で,さながら彼らとゲッツの熱い音の戦いのよう.どの曲も痺れます.すばらしい.
ハーデスト・ゲッツ リターン・トゥ・フォーエヴァーの「カモメ」に近いテイストの作品で、クオリティも準ずる。 トニー・ウィリアムスがライフタイムばりの手抜きなしプレイをしているので、 ハードさではこちらに軍配があがるだろう。
Chick Corea(elp) Stanley Clarke(b) Tony Williams(ds) Airto Moreira(per) の当時の若手の息詰まる死闘に、ゲッツも乗せられて、がらにもなく吹きまくっている。 これがゲッツ・ファンのお気に召さないようなのだが、 まぎれもなくこれもゲッツ。 ゲッツ嫌いにこそ一聴をおすすめ。
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[ CD ]
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Filles de Kilimanjaro
・Miles Davis
【Sbme Special MKTS.】
発売日: 2008-02-01
参考価格: 657 円(税込)
販売価格: 690 円(税込)
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- 収録曲 - 1. Frelon Brun (Bro... 2. Tout de Suite 3. Petits Machins (... 4. Filles de Kilima... 5. Mademoiselle Mab... 6. Tout de Suite [A...
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カスタマー平均評価: 5
ファンクとエレクトリックへの止めようのないベクトル 1968年1月19・20・21日、9月24日ニューヨークで録音。サックス奏者としてだけでなく作編曲に素晴らしい才能を持っていたショーターの加入はマイルスが自身のアルバムで自身の曲を演奏するのではなく、メンバーの曲を演奏するという選択をさせるようになっていた。簡単にショーター加入後のアルバムを列記してみると、
1965年1月『E.S.P.』
1966年10月『マイルス・スマイルズ』
1967年5月『ソーサラー』
1967年6月・7月『ネフェルティティ』→ここで、ジョン・コルトレーン死去
1968年1月・5月『マイルス・イン・ザ・スカイ』
1968年1月・9月『キリマンジャロの娘』
1969年2月『イン・ア・サイレント・ウエイ』と繋がっていく。
『E.S.P.』では4曲作曲していたマイルスは『マイルス・スマイルズ』では1曲になり、1967年5月『ソーサラー』と1967年6月・7月『ネフェルティティ』ではついに0となっている。メンバーの成長によりメンバーの曲を演奏しながら、実はマイルスの奥底には1967年に登場したジミ・ヘンドリックスに強いインパクトを受け、ファンクとエレクトリックへの止めようのない芽が目覚めていたと僕は見る。それがついに爆発しだしたのが前作『マイルス・イン・ザ・スカイ』である。そしてほとんど同時進行的に録音された本作『キリマンジャロの娘』では、チック・コリアとデイブ・ホランドを参加させ、ファンクとエレクトリックへの止めようのないベクトルはついに完全にマイルスを貫いたのだ。ここからは怒濤のようである。完全体となる1969年8月の3日間CBSスタジオで録音された『ビッチズ・ブリュー』から、マイルスが一時沈黙するまでの間に演奏された作品群は、ジャズ・ファンクという強烈なベクトルに、才能あるミュージシャンを次々と放り込み、その渾沌から何が見えてくるかをマイルス自身も若手も同時体験する。本作はそのはじまりである。
いつまでも聴いていたくなる不思議な名作 60年代後半のマイルスはジャズの新たな変革への旅であった。ESP以後ウエイン・ショーターのカラーを前面に出し、自らは作編曲から一歩引いた形でブラックマジック的なミステリアスなサウンドを追求していた。マイルス・スマイルズ、ネフェルティティ、ソーサラといった傑作はマイルスの輝かしい経歴の中でもひときわ重要な意味を持ったアルバムなのだと思う。そん中、キリマンジャロの娘を高校3年のときにジャケットとタイトルに引かれ購入し、当惑した思い出がある。ビッチェズ・ブリューやインザ・スカイのエレクトリック・サウンドに比べると中途半端だし、メロディも奇妙な感じで乗り切れない。しばらくは、失敗したレコードとして、ほったらかしていた。ビッチェズ・ブリュー以後のマイルスは毀誉褒貶かまびすしいが、改めて60年代後半のマイルスに注目し始めてからこのアルバムの重要さがわかってきた。チック・コリアやデイブ・ホランドが参加した過渡期のマイルスだが、実はトニー・ウイリアムスを中心としたアルバムなのである。60年代後半のマイルス・サウンドの凄さは音が聴こえる部分以外から聞こえる何かがあるところだ。トニーのドラミングはそんな神秘的なリズムをたたき出し、我々を幻覚に陥れる魔力を持っている。背後にあるとてつもない音の予感。そんなマイルスの凄さを最近思う。
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