|
[ CD ]
|
The Complete 1961 Village Vanguard Recordings
・John Coltrane
【Teldec】
発売日: 1997-09-23
参考価格: 5,171 円(税込)
販売価格: 4,359 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. India [#] 2. Chasin' the Trane 3. Impressions 4. Spiritual 5. Miles' Mode 6. Naima
|
カスタマー平均評価: 5
必須のコレクション かなりの部分をLPでも所有しているが、重複があってもこのCDを買って良かったと思っている。全曲をとおして聴いてあらためてコルトレーンとドルフィーの凄さを思い知ったからである。トレーンがあくまでメインでありながら、ドルフィーに触発されている様が手に取るようでスリリングだ。それに、中身もさることながら、ボックス・ケース・ブックレットのデザインも非常に秀逸。必須のコレクションだ。
やっぱドルフィーすげえ 既に古典となった感のあるコルトレーンの「ヴレッジヴァンガード」の完全版です。 旧盤から主に補完されているのは、当時の競演者で若き天才エリック・ドルフィーの火の出るようなプレイです。 正直こんなにカットされてたんだと思うと、若干の憤りも(笑)。 ライヴ中にガンガンドルフィーの影響を受けていくトレーンの貪欲さが、ドキュメントされている点も、旧盤にはないききもの。 晩年は、必死でアルバート・アイラーをコピーしていたというし、トレーンって孤高のイメージがありますけど、 新しい音楽を常に取り入れようと努力していたように思います。 ちなみにこのライヴでは、ウードの導入など後のトレーンの定番、中近東風味が登場してきます。
Eric Dolphyが素晴らしい! 世評の高い1961年ColtraneのVanguardのライブ音源の集大成盤である。ここに収められた演奏のテンションは強烈であり,リーダー以下メンバーも完璧に近い演奏を展開している。これぞ熱いジャズの典型であるが,本盤で最も注目に値するのはEric Dolphyの演奏である。従来盤ではソロをカットされるという憂き目にあったDolphyの演奏が完全に収められていることが誠に喜ばしい限りであり,ここでのDolphyのソロの魅力はColtraneを凌駕していると言っても過言ではない出来を示している。録音も生々しく,目の前でTraneとDolphyが動き回るようである。素晴らしい。Traneのファンは勿論,Dolphyのファンこそが座右に置きたい圧倒的名ライブ作。
僕の一番好きなCD 1961年ヴィレッジ・ヴァンガードでのライブ録音。コルトレーンのCDは正規盤はすべて持っていますが、僕としてはこれが演奏、ムードその他すべてにおいて一番好きです。4日間の出演のコンプリート盤なので何曲かダブっている曲もありますが、それぞれアプローチが違い、十二分に楽しめます。そしてココにはエリック・ドルフィーが参加しており、コルトレーンも、他のメンバーも最高にいいムードで、もうこんな演奏は不可能と想われます。もっとドルフィーとコルトレーンが組んでいたらこの後どんなすばらしい演奏が記録されたのだろう?という想いが聴くたびにこみ上げます。
|
|
[ CD ]
|
My Song
・Keith Jarrett Quartet
【Universal Japan】
発売日: 1999-11-16
参考価格: 1,691 円(税込)
販売価格: 2,330 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. Questar 2. My Song 3. Tabarka 4. Country 5. Mandala 6. Journey Home
|
カスタマー平均評価: 5
双頭アルバム 77年発表のいわゆるヨーロピアンカルテットによる作品。名義は、キースジャレットなのですが、何と言っても、秀逸なのは、saxのヤンガルバレク。キースとガルバレクの双頭アルバムといっても良いほど、ガルバレクのアルバムへの貢献大です。
サウンド的には、哀愁漂う、まあ、ヨーロッパの香りがプンプンするもの。で、それに、最も、影響しているのが、ガルバレクの甘いsax。いやあ、聞きほれてしまいますね。
ケルンコンサートと比較して、レビューされている方も多いようですが、サウンド的には、異なるものなので、購入される場合は、注意が必要。ただ、レベル感でいえば、ケルンコンサートに、十分、比肩しうるものだと思います。
スタンダーズとは、全く、異なるアプローチ、サウンドですが、キースの異なった味わいが聞ける名作です。一聴されてみてはいかが?
氷のサックス・魂のピアノ・・でもとてつもなく暖かい このアルバムはキース・ジャレットの作品ではあるが、ヤン・ガルバレクの作品としても素晴らしい出来栄えだ。この人のソプラノ・サックスを僕は氷のサックスと例えたい。氷といっても冷たいのでなく、氷のように強く美しいのだ。最初にこの人の「ウィッチ・タイ・ト」のサックスを聴いた時の感動は今も忘れられない。ジャレットのピアノも全アルバムで一番暖かい気がする。忘れる事ができない、何度も何度もこれからも聴くであろう名盤。
生きていてよかったと思わせてくれる名曲・名演 本作はどの曲も美しい粒ぞろいの見事な演奏ばかりで、キースの諸作品の中で、ケルンコンサートとともに2大巨峰を形成する、奇跡的な作品だと私は思う。特にタイトル曲とCountryが好きだ。CountryでBaseがリードをとり、その後キースのピアノが入ってくる瞬間は筆舌に尽くし難い。大げさでなく、このような演奏を聴けるなんて、人生捨てたものではない、これまで生きてきてよかった、と前向きな気持ちにさせてくれます。そんな、キースたちからの素晴しい珠玉の贈り物です。
ECMの名手たちが織りなす珠玉の名作 1977年の録音でキース・ジャレットがECMに残した最高傑作です。メンバーはサックスに「北欧のコルトレーン」ヤン・ガルバレク、ベースにパレ・ダニエルソン、ドラムにヨン・クリステンセンといういわゆる「ヨーロピアン・カルテット」という構成ですが、まったく同じメンバーとしては1973年のアルバム「ビロンギング」以来の4年ぶりの再会ということになります。
ジャレットとガルバレクという2人の巨匠が生み出すメロディーラインの美しさ、そして比類なきリリシズムと叙情性は、同じメンバーによる前作「ビロンギング」と比較すると格段に向上し、それにECMの名プロデューサー、アイヒャー氏の味付けがブレンドされた名曲の数々は、ため息がでるほどの魅力に満ちています。やや消化不足に感じられたジャレットに内包する内省性は、名手たちが生み出すメロディーによって確実に昇華され、聴く者の心を揺さぶるのです。特に4曲目「Country」で聴かれる2人が作り出すあまりにも美しすぎる音の世界は、ECMのみならず90年代のジャズシーンの中でベスト10には確実に入る名曲中の名曲です。かれこれ20年以上前から聴いていますが、いつも新鮮な気持ちにさせてくれます。この曲だけでも★5つを進呈したくなるほど。
しかし、ガルバレクほど組む相手によってまるで違う印象を与えるサックスプレイヤーってほかに見当たりませんね。
爽やかな風が部屋を駆け抜けるような雰囲気のアルバムです キースも難解な作品が多いので、緊張を強いられるため、『ケルン・コンサート』以外は、あまり聴きません。親しみやすいアルバムでは、この『マイ・ソング』が挙げられます。 ケルンでの伝説のコンサートの後、彼が、北欧の名ミュージャンと録音したのが、この作品です。 1977.11にオスロで録音し、ヤン・ガルバレク(サックス この人がとても雰囲気のあるあたたかい音を出しています)、 パレ・ダニエルソン(ベース)、ヨン・クリステンセン(ドラムス)、の4人のクァルテットです。 後の2人はあまり良いとは思えないのですが・・。 ポピュラー・ミュージックの雰囲気を漂わせますが、 この時代はフュージョンが台頭しだした頃で、音楽的には、よりポップなものを目指していたのでしょう。 後の「スタンダード」シリーズにつづくようです。 2曲目の「マイ・ソング」を休日の朝に聴くと、 爽やかな風が部屋を駆け抜けるようで、一日がとても幸せな気分で始まります。 透明感のあるピアノはキースそのものですが、ヨーロッパに行ったことで、 きっと彼の人間性にも良い影響を与えたのでしょうね。
|
|
[ CD ]
|
Midnight Blue
・Kenny Burrell ・Ray Barretto
【Toshiba EMI】
発売日: 1999-02-04
参考価格: 962 円(税込)
販売価格: 1,188 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. Chitlins con Car... 2. Mule 3. Soul Lament 4. Midnight Blue 5. Wavy Gravy 6. Gee Baby, Ain't ... 7. Saturday Night B... 8. Kenny's Sound 9. K Twist [Not Par...
|
カスタマー平均評価: 4.5
深夜に聴くとホロリとする 63年録音だから、もう40年以上も前のアルバムだが、こんなおしゃれなアルバムはなかなかない。バレルと言えば57年のブルー・モードや75年の「エリントン・フォエバー」も名盤として名高いが、なんといってもベストはこれ。いわゆるジャズ・スタンダード・ナンバーは入っていないけど、どの曲も洗練された美しさだ。もちろん、スタンリー・タレンタインのサックスもいいのだけれど、無名のビリー・ジーン・イングリシュ(ドラム)やマジョール・ホーレー(ベース)も小粋な演奏を繰り広げる。アルバム・タイトルではないが、深夜に聴くと、ホロリとする。(松本敏之)
ほんとうの大人の夜のニューヨークのたたずまいがする・・・ Kenny Burrellは、数年前に大阪のブルー・ノートでのセッションを楽しませてもらいましたが、久々にCDを買いました。 まさに、MidnightBlue!! ほんとうの大人のジャズですね。夜のニューヨークのたたずまいがする感じがします。
ミッドナイトブルー Ts.Stamly Turrentine G.Kenny Burrell B.Major Holley Jr Conga.Ray Barretto
男の辛口 ブルー・ノートのRVG editionになってるし、色々なところでリコメンドCDになってる。でも、知ってる曲ないし、ほとんどバレルさんのオリジナルだし、と弱気に手を出せずにいました。でも、ついに買ってしまったわけですが、大満足です。オリジナルがかっこいいんですね。この人のメロディーセンス素晴らしい。特にタイトル曲の4と7曲目なんて、たまらないですねぇ。 タイトルが示すように、夜が非常に良く似合うアルバムです。部屋の明かりをちょっと暗くしたくなります。これを聞きながら、夜の散歩にでも行きたくなってしまいます。 編成がいいですね、テナーにスタンリー・タレンタインこの人、渋くて、辛口でよくあってます。あとベース、ドラムで終わらずコンガが入っているのがまた効いてますね。
ジャズギターやる? おもわずジャズギターをやりたくなる名盤(私もそうでした)!カッコいいジャケット通りにカッコいい演奏が詰まってます。スタンリー・タレンタインもクール!ブルージィーで聴き易く初心者にもオススメです。特にタイトル曲は深夜ウイスキーをチビチビやりながら聴くとハマリますよ〜。
|
|
[ CD ]
|
JuJu
・Wayne Shorter
【Emi Japan】
発売日: 1999-04-29
参考価格: 962 円(税込)
販売価格: 1,080 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. Juju 2. Deluge 3. House of Jade 4. Mahjong 5. Yes or No 6. Twelve More Bars... 7. Juju [Alternate ... 8. House of Jade [A...
|
カスタマー平均評価: 4.5
常に映像的 Wayne Shorter(tenor sax), McCoy Tyner(piano), Reggie Workman(bass),
Elvin Jones(drums) 1964年8月3日録音
僕にとってショーターの創る音楽は常に映像感があってとても愉しいものだ。本作で云えば
タイトルトラックの「JuJu」をはじめ「House of Jade」や「Mahjong」辺りが空想力を刺激
してくれます。
なかでも特に好きなのは「Mahjong」。これは僕が麻雀好きということもあって色んな連想
ができて面白い。ショーターの独特な語り口に、マッコイの弾力的且つ創造的なピアノタッチ
が合わさり、なにより繊細で器用なスティック捌きをするエルヴィンが加わればもう素晴しい
物語が完成するんですよ。
その他も聴き手に与えるスピード感が素晴しい「Yes or No」など良い曲が揃ってる好盤です
ね。是非ショーターが創る独創的な音世界と奇妙にうねる吹きっぷりを堪能してみて下さい。
色々ご意見はあるのは覚悟で…。 ポストコルトレーンだの、マイルスバンド在籍時に二日酔いでレコーディングに来てT.ウィリアムスに殴られただの逸話に尽きない御仁、“NATIVE DANCER”での音楽的な意味での飛躍、その後のウェザー以降での活躍も十分に知られるところですが、御仁名義でのアルバムでは、最も自分がまわした回数が多い作品です。
1曲目のイントロから、当時としては、いや、現在でもやはりインパクトはあり、何といってもB.マルサリスもちょっとだけタイトルを変えて(ORとANDの違い、日本人には理解できないニュアンスのような気も…)カヴァーした曲も入っており、E.ジョーンズのポリリズムもTOO MUCHにならずに聴き入ることができるので、私自身は4に漬かっていた時期としては最高の出来だと考えています。“SPEAK NO EVIL”もいいですが、当時の御仁が凝っていたある意味での難解さが溶けているように感じます。
参加作品も極めて多数に亘り、何から聴こうか迷っている方には是非お薦めしたい作品。
ブルーノート2作目の人気アルバムです 64年発表の、ウェインショーターにとってブルーノート2作目のアルバムでバックでは当時のジョンコルトレーンカルテットに在籍したpのマッコイタイナー、drのエルビンジョーンズがプレイしています。ショーターを始め、タイナー、ジョーンズのプレイももちろん素晴らしいのですが、やはり聴き所はショーターの作曲能力ではないでしょうか。当時のショーターが影響を受けていた黒魔術を題材にしたミステリアスな1曲目やジャズロックぽい5曲目を始め、ショーターの人気曲が収録されています。
ショーターの作る楽曲を、腕利きたちの素晴らしいプレイで聴けるアルバムです。
仮想コルトレーンにして完璧なショーターサウンド マッコイ・タイナーとエルビン・ジョーンズを擁しながらコルトレーへのオマージュやエピゴーネンに終わらないショーターの個性が強く打ち出された傑作。標題曲JujuやYes or Noが有名だが、高校二年の時に偶然FMで聴いたMahjongが印象的で忘れられない。曲名からして、マージャンなんておよそ題材にもなりそうにないし、いったいなんのことやらといぶかしく思ったものだ。ところが、なかなか渋く盛り上がりのある曲想に感心した。当時まだ知らなかったモードという手法であることも後から知ったのだが、ジャズの不思議さを刷り込まれモーメントであったといえそうだ。まもなく、本格的にジャズを聴き始め、例に漏れず帝王マイルスに興味をもった。そしてショーターがマイルスのコンボにマイルス・イン・ベルリンから参加していることもわかり、ますます興味を持ったのだった。ジャズとの出会いの時期に聴いた1曲がこれほど新鮮な感動を与えたのは、やはりショーターの個性と並外れた才能のなせる業なのだろう。
「Yes or No」でトリコじかけに まだジャズに詳しくなかった頃に出会った一枚。当時はマイルスを聴いていて、その中でショーター作った曲が気に入り、ショーターアルバムを揃え始めた。とにかく「Yes or No」がカッコいいなぁ〜なんて聴いていた。今思うと、この曲はコルトレーンのアトランティック時代の曲作りを踏襲したものだと思うが、コルトレーンとショーターでは音色もタイム感も違うため、しっかりとショーターの個性が出ている。「Yes or No」に限って言えば、フレーズ自体はかなりの部分が最初から決められていたのかもしれない。それは、普段のショーターのアプローチはもう少し抽象的だから。コルトレーンの「ジャイアント・ステップス」のオルタネイトテイクを聴くと、大体フレーズの流れが決まっているのが分かるから、ショーターもここではかなりの部分のフレーズを事前に用意していたのではないかと推測できる。(この曲のオルタネイトテイクあればなぁ)この曲は本来呪術的な曲作りをするショーターにしては異質である。 他の曲でもコルトレーンカルテットのメンバーに煽られて水準の高い演奏が堪能できる。エルヴィンのドラムとマッコイのヴォイシングが聴こえるだけでコルトレーンカルテットそのものなのだが、曲もサックスのフレーズもウェインの個性が強く、コルトレーンの二番煎じには陥っていない。さすが現在まで第一線で活躍するワン・アンド・オンリーなプレーヤーである。
|
|
[ CD ]
|
5 by Monk by 5
・Thelonious Monk
【Riverside/OJC】
発売日: 1991-07-01
参考価格: 1,127 円(税込)
販売価格: 1,522 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. Jackie-Ing 2. Straight, No Cha... 3. Played Twice [Ta... 4. Played Twice [Ta... 5. Played Twice [Ta... 6. I Mean You 7. Ask Me Now
|
カスタマー平均評価: 5
monkの渦巻きに呑み込まれる ここのボー・トラに収まっている“played twice”をtake1から3まで(このCDでは6→7→3曲目)を順に続けて聴いてください。
“異物”として参加したthad jonesが最初のtakeでは、ねじ伏せる様に“自分の音”でアドリブをやり切っている(その間monkはどこ吹く風でいつもの調子…というのがすごい)が、これがtake2になるともうどこかおかしい。monkの飄々としていながら、硬質で強大なうねりに呑み込まれたように戸惑い、いつもの彼らしからぬ不思議なフレーズを冒頭から展開。次第にmonkが本領発揮。しまいにはtake1と大きく異なる音世界に変質し、終る。
そして正規テイクであるtake3で、thadは2で始まった無骨な世界を勢い洗練させ、どうにか巧みにまとめ上げる。monkはtake1→3と進むにつれ、どんどんと持味を発揮。jonesはこのセッションが終った時、深呼吸して汗ぬぐったんじゃないかと想像してみる。おもしろいドキュメントでした。
因みに、cecil taylorにとってのjimmy lionsがそうであったように、rouseは戸惑う(?)thadを横目にmonkのラインを翻訳し続けてみせる。そりゃthadには大変なセッションだったろうなぁ?。もう半世紀前の事だけれど、聴いた後“お疲れ様でした”と口の中で呟いてしまった。
全曲モンクのオリジナル。 モンクの音楽には共演者の隠れた魅力を引き出す力があるようです。
このアルバムではサド・ジョーンズがコルネットで参加していますが、開放的で明るい本来のプレイに幾分深みと細やかさが加わって、しみじみと聴き入ってしまいます。
こんな良いアルバムが1000円で買えてしまう。嬉しいけど、ちょっと寂しいような・・・。
村上春樹さんの本で紹介されて CD屋で探し歩いてもなかなか売っていなかったのに、 村上春樹さん・和田誠さんのポートレイトインジャズVol.1で紹介されて以降、 たいがいのお店で常備されているようになった感がある。 世に言う大名盤以外にも、JAZZ特有の滋味に溢れた秀作は数多く あることをこうした盤を聴くと再認識させられる。
聴けば聴くほど・・・。 もう何十回と聴いているが、聴けば聴くほどいろいろな空気が流れてる。 その空気を吸って、細胞一つ一つに、モンクのメロディ−が入り込んでくる 雨上がりの空気のように・・・。 我感せずといった感じに取られがちだが、持論をもって、ひとりひとりをちゃんとまとめている。 なぜだろう・・・こういう疑問がモンクの魅力なのかもしれない。
|
|
[ CD ]
|
Alone Together
・Jim Hall / Ron Carter
【Ojc】
発売日: 1991-07-01
参考価格: 1,127 円(税込)
販売価格: 1,522 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. St. Thomas 2. Alone Together 3. Receipt, Please 4. I'll Remember Ap... 5. Softly, As in a ... 6. Whose Blues? 7. Prelude to a Kiss 8. Autumn Leaves
|
カスタマー平均評価: 4.5
初心者は出直しておいで ギターとベースって、地味・・・。
悪くはないけれどシンプルすぎる。
初心者としては、どちらも弦楽器なので、スタンダードの曲をどちらがどのメロディーを奏でるかとか、聴いてみるもの楽しかったです!
また、同じような演奏だとすぐに飽きちゃうのですが、そこはやはり一流のミュージシャンなので、お互いの掛け合いが面白くて聴き入ります。
それでも・・・正直言うと、私には地味すぎて、まだまだ魅力を感じるところまで来ていません。
修行中のアルバムです。
ロン・カーターにふさわしくないフォーマット ロン・カーターが一番真価を発揮するのは、トリオ編成での迫力のある4ビート・ウォーキングだろう。
他にもいろいろ持ち味はあるが、本作のような、ギターとのデュオは、あまり彼の魅力を引き出しているとは言えないと思う。
彼は、スコット・ラファロやエディ・ゴメスとは明らかにタイプが違うベーシストだ。
本作の3年前の吹き込みとなる、実質的な初リーダー作「アップタウン・カンヴァセーション」と比べると、野心のかけらも無く、妙におじさん臭くなってしまった音楽だ。
プレイボーイ・クラブの座席に実際に座っていて、アルコールを飲み、彼女と談笑しながら聞く分には楽しいかもしれないが、オーディオ装置の前で、一人ポツネンと聞いていても、なんだかつまらない。
ロンのベースにはドラムスが必要だ!
なお、OCJ音源を利用した今回の「JAZZ THE BEST超限定¥1100」シリーズは、原則として、既発盤にあった日本語解説やオリジナル・ライナーの日本語訳などは一切省かれており、海外のOCJ版ジャケットに印刷されていた簡易な解説文とその日本語訳のみが添えられている。
したがって、¥1100という価格設定は魅力的ではあるものの、もし輸入盤がそれより低価格で購入できるなら、比較級で本シリーズの日本盤を購入するメリットはほとんどないと判断する。
本作のマスタリングは1990年。
デュオの最高傑作, ジャズのデュオというと、ピアノとギター(ビル・エヴァンスとジム・ホール)の「アンダーカレント」やピアノとサックス(ケニー・バロンとスタン・ゲッツ)の「ピープル・タイム」などが傑作だ。異なった楽器の組み合わせが普通だが、このアルバムのようにギターとベースという弦楽器同士のデュオは珍しい。出来は最高。弦楽器同士のインタプレイのすごさに驚かされる。当時としては画期的な試みだったのだろう。もちろんアルバムの成功は、ジム・ホールとロン・カーターという超実力派あっての事だ。選曲も有名な表題曲以外に「朝日のようにさわやかに」「枯葉」「セント・トーマス」など名曲ばかりなのが嬉しい。1972年と古い録音、しかも条件の悪いライヴだが、ジム・ホールの透明感溢れるギターとロン・カーターのベースの低音もよく再現されている。1970年代を代表する名盤である。(松本敏之)
メセニー、アバークロンビー、ジョンスコ、フリゼールの原点 とても35年前の演奏とは思えないアルバムだ。今、聴いても実に新鮮でイササカの古さも感じさせない。ジムの斬新なコードヴォイシング、オリジナリティー溢れるアドリブライン、そして多彩なテクニック。ロンとのインタープレイのクォリティーの高さ。掛け値なしにジムのベストアルバムだろう。ジムの演奏をアナライズすれば分かるはず。このアルバムが無かったならば、現在のパットメセニー、アバークロンビー、ジョンスコ、ビルフリゼールは存在していないかもしれない。
渋いデュオ 地味と言えば地味だ。例の如くモコモコとした音色のジム・ホールのギターに、これもまた緩い感じのロン・カーターのベースが絡む。1990年、ニューヨーク「プレイボーイ・クラブ」でのライヴ。 ジム・ホールに慣れ親しんだ人なら文句なく楽しめる。ロンのベースは、好みが分かれるところか。もっと重みが欲しいような気もするが、持ち味は出ている。 スタンダード曲が並び、渋めのアルバムに華やかさを加えている。夜遅くでも聴けるし、暑い夏の午後に流しても邪魔にはならなかった。
|
|
[ CD ]
|
Quartets
・Stan Getz
【Prestige】
発売日: 1991-07-01
参考価格: 871 円(税込)
販売価格: 971 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. There's a Small ... 2. I've Got You Und... 3. What's New? 4. Too Marvelous fo... 5. You Stepped Out ... 6. My Old Flame 7. My Old Flame [Al... 8. Long Island Sound 9. Indian Summer 10. Mar-CIA 11. Crazy Chords 12. Lady in Red 13. Lady in Red [Alt... 14. Wrap Your Troubl...
|
カスタマー平均評価: 5
ゲッツの出世作。天才の感性。 スタン・ゲッツの天才を伝えるエピソードとしてショーティー・ロジャーズがサキソフォンを始めてまだ2,3ヶ月の10代のゲッツとあってリハーサルをした時の話があるが、すでにサキソフォンの神童としてバンドリーダーから注目されていたというから驚かされる。このアルバムは20代初めの若きゲッツの出世作として有名だが、すでに堂々とした貫禄すら感じさせる完成度の高い演奏である。ゲッツのサックスの音はロリンズやコルトレーンと比較して細く弱々しいというイメージである。確かに両者やデクスター・ゴードンといったプレイヤーの音のでかさ太さは重量級でそれ自体が魅力でもある。しかしゲッツのサウンドはゲッツの音の大きさが必要にして十分なものであり、一見か細く聴こえるトーンながら楽器自体が非常にスムーズでよく鳴っているのがわかる。力任せのパンチよりもカミソリのようなパンチが効くこともあるようにそこにゲッツの質と品格が備わっているのである。クールなゲッツの魅力はやはり唯一無二、彼だけのものなのだろう。歴史を重ねたジャズの多様性、魅力を感じるこのごろである。
このアルバムでゲッツはスターに 1950年発売の初期の傑作。このアルバムでゲッツは一躍、ジャズ界のスターになった。「ホワッツ・ニュー」「マイ・オールド・フレーム」「アイヴ・ゴット・ユー・アンダー・マイ・スキン」など名曲が目白押し。ピアノはアル・ヘイグ、ベースやドラムは曲によって複数が参加しているが、パーシー・ヒース(ベース)、ロイ・ヘインズ(ドラム)など豪華。半世紀前のジャズ。どうです。いいでしょう。ゲッツファン必聴の一枚。(松本敏之)
|
|
[ CD ]
|
Live (Dig)
・Jim Hall
【Verve】
発売日: 2003-03-25
参考価格: 1,127 円(税込)
販売価格: 1,522 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. Angel Eyes 2. 'Round Midnight 3. Scrapple From Th... 4. The Way You Look... 5. I Hear A Rhapsody
|
カスタマー平均評価: 5
素のままのジム・ホール 素のままのジム・ホールが聴きたいならこれ。ギター・トリオという素朴な枠の中で、独特のまろやかな音色が引き立つ。1曲にたっぷり時間を取っているので、アドリブがたっぷり味わえる。LP時代なので曲は5曲と少ない。別テイクとか残っていたらよかったのにという気にもなるが、選曲がいいので満足できる。 録音は70年代。ベースはドン・トンプソン、ドラムはテリー・クラーク。このトリオで元気いっぱいにライヴをして回っていたころで、私もステージを観たことがある。「全盛期」と言っていいと思う。代表作の一つとも言える。
深夜に澄んだジムの音を・・・・・ ジム・ホールといえば、真っ先に思い浮かぶのが、ビル・エヴァンスとのデュオの「アンダー・カレント」。繊細で透明感のある音は、ライヴに不向きと思っていたが、これはすごい。75年の録音だが、録音状態も抜群。ベースとドラムを従えたピアノレス・トリオで、ピアノトリオが大好きな人にもおすすめ。「エンジェル・アイズ」「ラウンド・ミッドナイト」など曲もいい。深夜、ジムの澄んだ音が部屋に響くと、心の底から、あたたかい気持ちになる。ジム・ホールのベスト10に入るアルバムだ。(松本敏之)
Jim Hallの真髄を感じられるCD このトリオでのライブ演奏はジム・ホールの真髄を感じ取るのに充分なものです。インプロヴィゼーションとは何かを伝えてくれます。在り来たりのフレーズを羅列する凡百のギターリストの比ではないことを彼のアドリブの構造から感じられると思います。
|
|
[ CD ]
|
In Montreal
・Charlie Haden & Egberto Gismonti
【ECM】
発売日: 2001-08-21
参考価格: 1,783 円(税込)
販売価格: 2,348 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. Salvador 2. Maracatu 3. First Song 4. Palhaco 5. Silence 6. Em Familia 7. Loro 8. Frevo 9. Don Quixote
|
カスタマー平均評価: 5
まごうことなきECMの傑作 '89年のモントリオール・ジャズ・フェスティバルでのヘイデン8daysの一日、ジスモンチとのデュオ・ライヴ。
どこかのレビューで、このデュオを「水墨画」と「極彩色の油絵」に例えていたのを記憶しているが、まさに言いえて妙、である。前者がヘイデン、後者がジスモンチを形容しているが、
その対比が得も知れず聴き手を魅了する。
ジスモンチには、一言で言い表せない独特の個性があり、それは時に好き嫌いがはっきりと分かれるほどのものであるが、ここでのヘイデンとのやり取りでは、その個性の良い面が上手く引き出されているように感じる。個人的には時に奔放に跳ね回るジスモンチのピアノがたまらなく魅力的である。
まごうことなきECMの傑作の一つ、でしょう。
ヘイデン最高のデュオ作品 独特のベース奏法と美しいメロディが印象的な楽曲。チャーリー・ヘイデンといえば、まずこの2つが思い浮かぶ。そして、この2つの特徴を堪能できるのがデュオという演奏形式である。そのことを本人も知ってか、ヘイデンのデュオによる作品群は殊のほか多い。
そんな数あるヘイデンのデュオ作品の中で最も完成度が高いものと言えば、ブラジルの鬼才エグベルト・ジスモンティと共演した本作であろう。何故か自身のリーダー作以上に気合の入りまくった演奏をするジスモンティに圧倒されるが、そんな彼を支えるヘイデンもまた凄い。特に「マラカトゥ」「エンファミーリア」の美しさにはただただ感動するばかりである。
ヘイデンのファン、ジスモンティのファン、ECMのファン、ジャンルに関係なく良い音楽を聴きたい人は、迷わず買うべき奇蹟的な傑作。
評価/100点中95点
感動せずには聞けません! 私はキース・ジャレットからジャズピアノを聴くようになった口ですが、このCDを聞いてGismontiに乗り換えました。なんというかキースより人間的暖か味があるとでも言うか・・・。ブラジル出身というもの関係してるんでしょうか。ギター演奏も素晴らしい。 しかしCharlie Haden の名前が先に来てるのは何でなんだろう・・・。 やっぱり知名度が劣るせいかな?ともかく鳥肌ものの音のさざ波に思わず感情が高ぶること間違いなし。 ジャズにこだわらず、良い音が聴きたい!という方にオススメです。
|
|
[ CD ]
|
Far Cry
・Eric Dolphy Quintet with Booker Little
【Prestige】
発売日: 1991-07-01
参考価格: 871 円(税込)
販売価格: 971 円(税込)
|
- 収録曲 - 1. Mrs. Parker of K... 2. Ode to Charlie P... 3. Far Cry 4. Miss Ann 5. Left Alone 6. Tenderly 7. It's Magic 8. Serene [*]
|
カスタマー平均評価: 5
ジャズファン必修科目! 「盟友ブッカー・リトルとの初邂逅」なんて文字が帯に踊ってたりしますが(いや、おっしゃる通りなんですが)、初めて聞いた時は「誰なんだこのドラマーは!?」が素直な感想でした。不出世の名ドラマー、ロイ・ヘインズその人です。B面オープナーの<4>で、ジャンプ感あり過ぎなテーマを複雑なハーモニーで超高速で飛ばしていくフロント2人を、これまた独特なポリリズムで煽っていくそのお姿は、もーシビレまくリでした。five spotの作品を聞くまでは、ヘインズ-バイアード-カーターのリズム隊がドルフィーにはジャストフィットだと思ってましたが... フロントを分かつドルフィーとリトルの挑戦的な掛け合いを、バードを肴に楽しむA面はもちろん必須科目ですが、ドルフィーの暖かい演奏が絶妙な曲順で楽しめるB面が僕的にオススメ。 全員一丸となって相乗的にノッていく<4>、フルートでマル・ウォルドロンの名曲をしっとりと歌う<5>、コードにとらわれない肉感的なアルトの"独唱"(名演!!)で泣かされる<6>、そして間を置かずイン・テンポで始まる、リズム隊の繊細さが際立つ<7>。 生きの良いバトルものを何枚か聞いた後、シメに本作のB面をかける事が多いです。優しい気持ちになれます。自らの内面をえぐり、吐露し、あくまで肉声への肉迫にこだわった渡欧後の作品群もまた、この夭折の音楽家の大切なドキュメントですが、演奏型式や楽器本来の音色を残した本作も、人間味溢れる名作だと思います。
人間の記憶のリズム感の極地 ブッカー・リトルとの共演で最高の演奏を聴かせる本作こそ偉大なるエリック・ドルフィーの最高傑作だと思う。特に「Miss Ann」での左右チャンネルに別れて出てくるアルトとペットの音感は既に人間の記憶のみがなせるリズム感の極地だと断言できる。本作を聴かずしてサックスを語る事なかれ。
|
|